今までにお問い合わせいただいたご質問と回答です。
ご覧いただいている方のお悩みにご参考なれば幸いです。
ご不明点がございましたら、お気軽にお電話にてお問い合わせください。
風を引いて喉がイガイガしていたり、冷暖房で喉が乾燥していて、うがいを
したいのに、仕事上洗面所に行けずにもどかしい思いをする事がありますね。
そういった時に、“うがい”に代わるものとしてお勧めできるのは、『お茶を少しずつ、
小まめに飲む』ことです。
咽喉の粘膜は、乾燥に弱く、乾燥するとウィルスや細菌が侵入し易くなって
しまいます。お茶を摂取することにより、粘膜は適度な水分を保つ事が出来、
感染を起こしにくくなります。
お茶でお勧めするのは、麦茶かウーロン茶です。
この二品には、カフェインが含まれていませんので、夜になり眠れなくなって
しまう事が避けれます。
お茶の温度は、冷た過ぎるのは『水持ち』が悪く、トイレに行く回数が増える
だけになってしまいますので、少なくとも室温程度が宜しいと思います。
既に、インフルエンザに感染してしまっている場合には、うがいは何の効き目
もありません。
むしろ、うがいに良く使われる“ヨード系のうがい液”は、ウィルス感染で傷つ
いている粘膜を、より傷つけてしまいます。
“ヨード系のうがい液”には、あまり知られていませんが、アルコールが40%
という高濃度で含まれています。
ウィスキーのストレートと同じ濃度です。
ウィルス感染で傷んだ粘膜にアルコールが良くないのは、自明の理ですね。
感染予防で、どうしてもうがいをしたければ(笑)、お茶でされる事をお勧め
します。
その場合、最初にウィルスが増殖する場である、鼻咽腔(鼻とノドの境目)を
良くうがいするのが良いでしょう。
方法は、お茶を少量口に含み、首を思いっきり後ろに反らして、口蓋垂
(ノドチンコの裏)に行くようにして、お隣の住人に聞こえるような大きな
音がするぐらいに『ゴロゴロゴロ』とうがいすることをお勧めします。