十年以上前の話です。
その頃はゴルフ熱中時代の晩期です。
例によってスタート時間に遅れそうで車を飛ばしていました。
目的のゴルフ場は、小高い台地の上にある〇生カントリーです。
九十九折の登り口を走っていて、助手席に置いてあった何かが床に落ちた音がしたので、それを探した
んだと思います。視線が左下に行った途端にハンドルが左に切れ、深い側溝に左前輪が落ちました。
一瞬何が起きたかわからず、火薬の臭いが車内に充満し、テロに会ったかと思いました(その話を息子に
したら、田舎の開業医がテロに会うわけ無いでしょ、と鼻で笑われ妙に納得しました)。
火薬の臭いは、エアバックが膨らんだ時のものでした。
数日その臭いが取れませんでした。
そのころ私は、電車とぶつかっても大丈夫(じゃないかと今は亡き小杉のH先生、芦原のS先生お勧めの)
という車に乗っており、眼鏡のレンズが一つ吹き飛んだだけで、これといった異常がありませんでした。
車から降りて、さてどうしたものかと一思案。
前輪の車軸が折れて、タイヤがひん曲がっていました。
取り敢えずクラブハウスで待っている同伴競技者に携帯で電話したところ、見に来てくれました。
どうするか自分で考えてね、と温かいお言葉をいただきました。
先が長い話です。
写真は丸葉柊の若木です。
親木の近くに生えていたのを鉢植えにして育てていますが、先祖がえりをしたのか葉の形が違います。
こういうのって、面白いなと思います。
昔、セントポーリアの交配をしていたら、原種に帰っていったのを思い出します。
ここでは私が日々体験したことや感じたことなど、診療に関係する以外のことも書いています。
不定期ですが、随時更新していきますのでよろしくお願いします。
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