私も随分長生きをしました。
私が生まれたのは『昭和』です。
二つ前の年号は『明治』。
明治の男という言葉がありました。頑固一徹だが曲がったことが出来ないといったイメージでしょうか。
私の父親は、明治の男でした。
仕事には厳しかったですが、世渡りは苦手でした。
『大正』は、モガやガボで代表される自由な時代だと思っていたのですが、司馬さんの本には不安定な
危うい時代で、ここで日本は針路を誤ったと書いてありました。
今は『令和』で、二つ前の時代生まれの私は古い人間になりつつあるようです。
しかしながら、昔のほうがよかったとつくづく思うこの頃です。
どうして、もう終わってしまったオリンピックの問題を今になってしつこく蒸し返すのか判りません。
『顎足つき』という言葉がありますが、オリンピックが商業主義に陥ってから招致に接待が伴うのは当然視
されていました。今回、もう一つの接待「〇かせる」がつかなかっただけましだと思います。
今言われている疑惑なんて、その筋の人たちが当時から少し掘り下げて考え追及すれば、すぐに分かった
ことじゃないのでしょうか?
田中角栄さんの疑惑も、当時からわかっていたことだと思います。
水に落ちた犬を叩くような今の報道は見ていてつらいものがあります。
この国はもう終わりじゃないかと話したら、私の畏友は「どうして?今のままでいいんじゃない。あくせくして
もしかたないんだから」と言います。
それも一理あると思いますが。
ここでは私が日々体験したことや感じたことなど、診療に関係する以外のことも書いています。
不定期ですが、随時更新していきますのでよろしくお願いします。
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