最近、「時間」について思う事が少しあり、書いてみます。
藤沢周平さんの小説を読み直しているところです。
「紅の空」など、流石だなと思う反面、飽きが来るので途中で放り投げていた村上春樹さんの
「ねじまき鳥クロニクル」を読んだりしています。
この小説は、大変印象に残る小説ですが、内容的に重くて、読んでいて辛くなる時もあります。
先日一巻目をようやく読み終え、いま二巻目の三分の二まで読み進んでいます。
私は、本を読み終えると、表紙の裏側に読み終えた日付を書き入れる事にしています。
ハット思い、二つの本の日付をみて吃驚してしまいました。
二巻目は2009年の秋に、一日で読み終えていたんです。
何かの本に、読書は気力と体力が無ければできない、と書いてありましたが納得しました。
以前、ある人が「現代人が一日で処理する情報量は、平安時代の人が目にする一生分、江戸時代の
人の一年分に相当する」と言っていました。
最近の若者は、テレビのドラマを録画して倍速で見る、それも自分のお気に入りの俳優さん以外の
場面は飛ばして見てしまうと書いてありました。
そうしないと処理しきれない程の情報に接しているのかも知れませんが、何だか変じゃないのと思う
のは、やはり私が年をとったからでしょうか。
ここでは私が日々体験したことや感じたことなど、診療に関係する以外のことも書いています。
不定期ですが、随時更新していきますのでよろしくお願いします。
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