一昨日の夜、今年の夏で16歳になる愛犬が死にかけました。
二年ほど前から、獣医さんから分けてもらっている缶詰を家内の手からでなければ
食べなくなっている我が家の雌犬リボンの食が細くなってきました。
ある人に言わせると「可愛そうだけど、歳取った犬が口から食べなくなったら寿命よ」との
事で、家人に「食べないと死ぬぞ」と言ったところ、「じゃあ、どうするのよ」と返答を頂き
ました。
早速スーパーに出かけて鳥のささ身を買って来て「好物だから食べるだろう」と言って
渡しました。
家内が食べさせましたが、小さな肉片を口にするだけでした。
私は、これ以上見るに忍びなかったので寝てしまいました。
夜中に目が覚めて、ソファーでテレビを見ていた家人に声をかけました。
「全部食べてしまいましたよ」との返答です。
犬を見ると、生気があり甦っていました。
本当にほっとしました。何時かはお別れの日が来るのは覚悟していますが、苦しまずに
逝ってくれる事を願っています。
四年前に苦しみながら死んだレットが助けてくれたんだと思います。
ここでは私が日々体験したことや感じたことなど、診療に関係する以外のことも書いています。
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