父は、金沢大学の時耳鼻咽喉科の助教授をしていると同時に金沢医専の耳鼻咽喉科の
教授をしていました。
金沢医専は今の金沢医大とは違います。
戦中には医師速成の必要性から大学医学部や医科大学にも附属の臨時医学専門部を
設置し医学専門学校と同等の教育をさせると共に、数多くの医学専門学校が設置されま
した(戦時中の医師不足対策のためです)。
父は、その二つの大学で学生を教育しながら、研究や診療を行っていました。
大学病院は、高度な医療を患者さんに提供するだけでなく、その為に研究を進めなければ
なりませんでした。
そして三本柱の一つが『医学生の教育』です。
ここが今でも誤解を生む原因になっています。
大学病院に行ったら実験台にされた、云々です。
この誤解についてお話してみたいと思います。
続く
ここでは私が日々体験したことや感じたことなど、診療に関係する以外のことも書いています。
不定期ですが、随時更新していきますのでよろしくお願いします。
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