医療法人 石黒耳鼻咽喉科医院

アレルギー性鼻炎、漢方薬は福井市の石黒耳鼻咽喉科医院へ

インフォメーション

院長のひとりごと

2018/10/08  貴方は観ない方がいいわよ。



私は、同じ作家さんの作品を続けて読むのが大好きです。
それも、出来たら発表された順に読んでみたいと思っていますが、残念ながら未だ思う通り
に読めた作家さんはいません。

それに近いのが、夏目漱石と村上春樹ぐらいでしょうか。
その二人も『猫』と『カフカ』から始まったので、なかなか出会えないものです。

とりとめもない話を書いています。

最近、高村薫さんの『山』、『レディー』、『冷血』、『照柿』を読んで、かなり気に入ってしまいました。

そのなかに出てくる、合田雄一郎が、若い頃に読んだ小説を読み直してもどうしても入り込めない。
その理由は、彼自身に感受性が希薄になっているからだ、という一節がありました。
彼が、入り込めなかった小説の一つが「ドストエフスキー」でした。

私は、「ドストエフスキー」の作品を読んだ事がありませんでした。
自分の感受性を試すため、短めの『地下室の手記』を読んでみました。

なるほど。全然わからない。。。  ただ、あの大家が、自分の小説の中で、当時の彼のライバル
達を散々揶揄しているのには共感を覚えました。
亀山さんの『兄弟』は、以前挫折したので、家人が買ってあった『罪と罰』を読んでみる事にしました。

長い。とにかく長い。
いくら近代小説の原点といっても、これはないでしょ、という程長い。結局、前編で中断。

山本周五郎で少し口直しをして、行きつけの店のマスターかた借りっぱなしになっていた『黒い家
』 貴志裕介を読み始めました。

家内が「何、読んでるの?」と聞くので、これだよ、と見せた所、「私、それ読んだ」、「青い炎も面白い
わよ」、「黒い家は、大竹しのぶ主演のビデオも見たけど貴方は怖がりだから観ない方がいいわよ」
ですって。

295823
1256285 25:756 aki   21
HOME >  インフォメーション  > 院長のひとりごと 2
  • 院長のひとりごと

    ここでは私が日々体験したことや感じたことなど、診療に関係する以外のことも書いています。
    不定期ですが、随時更新していきますのでよろしくお願いします。

    記事の続きは、記事の見出しか、右の詳細ボタンをクリックしていただくと見ることができます。

院長のひとりごと

※ 記事の続きは、記事の見出しか、右の詳細ボタンをクリックしていただくと見ることができます。
お問い合わせはお電話にて