今の家に、父母が引っ越して37年経ちました。
父は庭木が大好きで、いろんな樹を植えました。
その中で、一本ずっと気になっていた樹があります。
蜜柑の樹です。
この蜜柑の樹は、アゲハの幼虫の餌になることはあっても、一度も実を付けることがあり
ませんでした。
昨冬、何とか実を付けさせようと、牛骨粉や、マグアンプを与えてみました。
てっきり、それを忘れていたのですが、数日前に嬉しい発見をしました。
蜜柑の樹が花をつけていたのです。
御年配の方はご存じでしょうが、昔、「蜜柑の花が咲いていた」という歌がありました。
因縁でしょうか、その日の暫く前に、家人が小豆島から送って来た雑誌に蜜柑の花が
載っていて、「貴方、蜜柑の花、みたことある?」と聞いて来たのです。
見たこと無いよ、と返事して数日で、その花を見る機会が訪れらとは思いもしませんでした。
ただ、庭木に詳しい患者さんに聞くと、これからが大事で、実がなるまでには山あり谷ありのようです。
楽しみが一つ増えました。
ここでは私が日々体験したことや感じたことなど、診療に関係する以外のことも書いています。
不定期ですが、随時更新していきますのでよろしくお願いします。
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