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院長のひとりごと

2022/03/02   戦争  (素敵な切り絵でしょ)


ウクライナは遠い国ですが、もう戦争が始まっていて、日本も巻き込まれている事を松本大さんの
コラムを読んで実感させられました。

独立国であるウクライナに侵攻した訳ですから、やはり戦争ですよね。
しかし、別の見方からすると、同じ(類似した)民族の内戦とも言えます。
内戦は、ある意味、対外戦争よりも悲惨で、後に尾を引くことが大きいそうです。
以前読んだ事がある『戦死とアメリカ』という本で、南北戦争の死者は62万人と書いてありました。
ちなみに、第二次世界大戦でのアメリカ人の死者は26万人だそうで、いかに内戦が恐ろしいかが
良く分かります。
死者数だけでなく、戦った人たちの心の傷は計り知れないものがあったのではないでしょうか?

ただ、ウクライナの国民の方には申し訳ないのですが、転用されるのを知りながら空母を中国に
売却したこと。
空母の製造だけでなく運用のノウハウも教えたこと。
核兵器やミサイルの製造を、パキスタンや将軍様の国に広めた事も忘れてはいけないと考えます。

以下、引用です。

ロシアに対する金融制裁がどれだけ速くてかつ効果的であるか、昨日のつぶやきで書きました。
ドル建てで見たロシアのGDPを一瞬にして半分にし、かつ世界との交易を極めて難しくし、国内
での物不足と強烈なインフレを惹き起こす。
これは普通の経済制裁より遙かに大きい攻撃であり、通常の兵器による攻撃よりも或る意味で
ダメージは大きいかも知れません。
これは、既に或る意味で、欧米諸国とロシアの間で交戦状態に入ったようなものかも知れません。

プーチンはこれら制裁に反応して、核ミサイル部隊と北部および太平洋艦隊の戦闘態勢の強化を
命令したと報じられていますが、これだけを聞くと気が狂ったか、と思われますが、既に事実上の
交戦状態にある、現代に於ける新しい形の戦争が既に始まったと考えると、少なくともその思考回路は
分かる気がします。
困るのは、今のロシアに欧米諸国等と張り合える手段が、核兵器しかないというのが、本当に厄介です。

一方で、ロシアは気化爆弾(サーモバリック爆弾)を使用したという報道もあり、それは流石に欧米の
堪忍袋の緒が切れた、とも考えられます。
今世界で起きていることは、有事です。日本は何をすべきなのか、自分は何をすべきなのか、冷静に、
真剣に、考えねばいけないと思います。
こんな日が来るとは思っていませんでしたが、現実から目を逸らしてはいけませんね。

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