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院長のひとりごと

2022/02/24  インドシナ半島(ベトナムから考える 司馬遼太郎)


司馬遼太郎さんの「人間の集団について ベトナムから考える」を読んで、今になってやっと
判った事が多々あったので書いてみます。

インドシナ半島とは、インドとシナの文化が混在しているのでみて西洋人が名付けたそうです。

シナ的な文化を持つ国の代表はベトナム。
インド的な文化を持っているのは、カンボジアとラオスだそうです。

インドシナ半島のメコンデルタ地域は、大変に地味が豊な地域で、極端な話「何もしなくても
食べていける」そうです。
北欧のような寒冷な土地では、人間は自然と闘わなければ生きて行けないので必然的に
科学技術が発達したが、インドシナ半島に居住する人達は、河川や海に網を投げれば魚が、
木に登れば果物が取れたので争う必要も無かったそうです。

500年ほど前に、ハノイを地盤にしていたベトナム人が南下し、メコンデルタ地域に住んでいた
カンボジア人やラオス人を追い出したそうです。

ベトナムは早くから中国の文化的な影響(稲作の浸透)を受けて、経済的、軍事的にも支配領域を
拡大する国力があったようです。
ベトナム人はカンボジア人やラオス人を愚鈍だと考え、後者は前者を狡猾と考えているそうです。

ここでもって、私は、ベトナム戦争後に中国が何故「懲罰」と称してベトナムに侵攻したのか?
何故、ベトナムがカンボジアに侵攻したのか?
何故、ベトナムからボートピープル(中国系ベトナム人)が流れ出たのか?
が判りました。

新聞やテレビは何も教えてくれませんでした。

司馬さんの本には、タイは出て来ませんでしたが、タイの寺院の写真からは色濃くインドの影響を
受けているのが判ります。この写真は、タイに海外赴任している息子が送ってくれたものです。
色鮮やかですね。コロナさえなければ、遊びに行けたのに・・・

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