本日、「グレン・グールド」観てきました。
グレン・グールドは、1950年代から80年にかけ活躍したカナダのピアニストです。
バッハの『ゴールドベルグ変奏曲』の演奏で有名な天才です。
小さな名作座で、四本立ての各回総入れ替え。おまけにグレン・グールドは昼過ぎに、
1回だけ上映といった悪条件で、今日しか観る機会がありませんでした。
楽しめました。
以前、NHKの『知るを楽しむ』でグールドが紹介された際は、彼の音楽的な面が
メインでしたので、今回、生前の彼を知る様々な人たちのインタビューは、興味深いものがありました。
ただ、せっかく彼自身の映像がたくさん残っているのに、一部の映像は俳優が演じていたので、
映像が変わるたびに、彼自身かどうか判別するのに気が散って落ち着かなかったのは、残念でした。
しかし、演奏会への出演を拒否しスタジオにこもって、演奏したテープの気に入ったところを
切り貼りしているのは、少し興ざめでした。
カラヤンや三遊亭園生も録音を切り貼りしていたようで、これが今時当たり前なんでしょうか?
高座は花火のようにパッと咲いて、消えて行くのが一番と言って、映像はもちろん、録音も嫌がった
古今亭志ん朝の心意気が映えますね。(でも、志ん朝の映像観たかった)
ここでは私が日々体験したことや感じたことなど、診療に関係する以外のことも書いています。
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