2019/05/31　 昔の話（年寄りの戯言）　　その3

しばらく前に書きましたが、私の父親は昭和３０から４０年代にかけて、間違いなく
北陸で一番手術が上手な耳鼻咽喉科医でした。

その為たくさんの患者さんの診察が終わってから、夜の八時から手術を開始する
ような生活を送っていました（父に限らず、昔の人は、今からは考えられない程、
仕事をしたものです）。

昔の入院事情を書いてみます。今の時代からは想像できない姿です。

入院する患者さんは、自分で布団を持って来られるのです。
入院中の食事は医院が用意するのですが、食料事情が良くない時代でしたから
入院中に食べるお米は、各自が持参する事になっていました。
米穀手帳が無ければ、お米が手に入らない時代でしたから。

「米穀手帳」って、聞いた事ありますか？