高村薫さんに嵌りそうです。
何かの拍子で「マークスの山」という小説に出会いました。
一読して、正直そんなに楽しくはなかったのですが何となく引っかかりました。
ずっと積んだままになっている未読の本の山の中に、同じ作家さん「冷血 下巻」が
以前からありました。
新聞の書評で、カポーティの冷血と比較して褒めてあり買ったのですが、どういう訳か
下巻しかなく、ある書店の古書部に売りに行きました。
ところが、古書部は二月で閉鎖したとの事で仕方なく持って帰って自宅の本棚に置き直
したら上巻があるのを見つけました。
ハードカバーの本でしたが、変わった装丁です。
一頁が上下に分かれているのです。
内容は、とにかく長い。
意地になって読んでいたら、最後になって、死刑を待つ容疑者と捕らえた刑事との交流の
場面で、近来にない感動を受けました。
今、図書館で「レディー・ジョーカー」を借りて来て読んでいます。
とても楽しんでいます。
以前、村上春樹に出会った時もこんな感じでした。
「海辺のカフカ」を買って来たのですが、残酷な描写に、とても読めないわ、と放り投げて置いた
のを、何かの拍子に読み始めて、殆どの作品を読みました。
共通点は、どちらも兎に角長い事ぐらいでしょうか。
ここでは私が日々体験したことや感じたことなど、診療に関係する以外のことも書いています。
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