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院長のひとりごと

2010/08/22 私が子供だった頃2


現代は、空前のペットブームだそうで、様々な種類のペットが飼われているようです。

定番の、犬や猫は、日本中に各々1千万匹以上飼われているそうです。

また、そのほとんどが室内で飼育されているようです。

ちなみに、私の家でも、2匹のミニチュア・ダックスを飼っています。

しかし、私が子供の頃は、道をテクテクと自分の意思で歩き回っている犬が、

結構いたものでした。今で言う『地域猫』ならぬ、『地域犬』と言っていいでしょうか(笑)。

もちろん、正式な飼い主はいて、そこで寝泊まりし、食べ物も食べているのですが、

近所の家でもオヤツをもらい、学校帰りの子供たちに、頭をなでて貰ったりしていました。

(良く知られる、忠犬ハチ公も渋谷の地域犬だったそうです。1年余り飼い主であった主人が亡くなってから、

その家族は引っ越しをしてしまい、数年後に新聞に載ったことで、初めてハチのその後を知ったそうです。)

その頃の犬といえば、赤犬とも呼ばれる、いわゆる雑種が普通でした。

赤犬と言っても、今の若い方には想像できないでしょうが、柴犬の足が長くなったり、

胴体が伸びたり、鼻面が広かったり、といったようないろいろなバリエーションの体型をしていました。

日韓ワールドカップの時に、この赤犬を食するからと、韓国が世界中、特に欧米諸国から非難を浴びた

ことがあります。そのとき韓国は、これは昔から続いた食文化だからと、毅然と対処する姿勢に、

我が国の姿勢と比較して羨望を覚えました。

あの頃は、次回も書いてみようと思うのですが、今からは信じられないくらい、自動車の交通量が少なかったので、

犬も自由に道路を歩き回っていたのだと思います。

書いていて思い出しましたが、『マル』と『チビ』という親子(母と息子)の犬が、

筋向かいの饂飩屋さん(ラーメンも親子丼も、夏場はカキ氷もしていました)に飼われていました。

とても大人しい犬たちで、悪ガキが跨ってもしばらくは、なすがままにしてくれていました。

私は猫好きの犬嫌い(今でもそうですが)怖々と頭を撫でるだけでした。

フィラリアの薬も飲んでいなかったでしょうし、8種混合ワクチンの定期接種も受けていなかったでしょうが、

今思うと、幸せな犬人生を送っていたものだと思います。

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