2025/12/01 来年のスギ花粉症の予測

2026年春スギの花粉の飛散量は「例年並み」か「やや少なめ」花芽を調査(13日午前11時永平寺町)

花粉症の人は2026年も早めの対策が必要になりそうです。
スギの花の状況から花粉の飛散量を予測する調査が13日行われ、来年春の飛散量は「例年並み」か
「やや少なめ」とみられています。

スギ花粉は、この時期に成熟し、春になると平均でおよそ40万個の花粉が放出されます。

環境省の委託を受けて全国のスギの花芽の状況を調査しているNPO法人と、花粉症の研究をしている
福井大学の医師らが13日、永平寺町でスギの観測を行いました。

双眼鏡で雄花の状況を確認し、花粉の量に応じて4つのランクに分類しました。

■NPO花粉情報協会 村山貢司理事長
「平年並みかほんの少し少ない感じ ただ去年が多かったので、全部の患者さんが発症するぐらいにはなる」

■福井大学医学部付属病院 耳鼻咽喉科 坂下雅文医師
「いつ頃から飛ぶかということと、どれくらいの期間飛ぶかということがわかるので、それを毎日の予防
対策に役立ててほしい」

今回の調査を踏まえた予測は12月下旬に環境省から発表される予定です。