高齢者の座位時間が長い程、認知症リスク増大するそうです。
小まめに立ち上がることが大事ですね。
加速度計で評価した座位行動が認知症の新規発症に関連するかを英国バイオバンクから前向きに
収集したデータを用いる後ろ向き研究で検討。
高齢者の座位時間が長い程、認知症リスク増大認知症と診断されていない60歳以上の成人4万
9841例(平均67.19歳、女性54.7%)に手首装着型の加速度計を装着し、平均6.72年間追跡した。
主要評価項目は、入院記録と死亡レジストリから入手した全原因の認知症の新規診断とした。
その結果、期間中に414例が全原因の認知症と新規診断された。座位行動の中央値9.27時間/日に
対して、認知症のハザード比は10時間/日では1.08(95%CI 1.04-1.12、P<0.001)、12時間/日では
1.63(同1.35-1.97、P<0.001)、15時間/日では3.21(同2.05-5.04、P<0.001)だった。
調整後の1000人年当たりの認知症罹患率は、座位行動9.27時間/日で7.49(同7.48-7.49)、10時間/日で
8.06(同7.76-8.36)、12時間/日で12.00(同10.00-14.36)、15時間/日で22.74(同14.92-34.11)だった。
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