労働時間が長い人は、甲状腺機能低下症を発症する可能性が高いとする横断研究の結果を、
(韓国)のYoung Ki Lee氏らが報告した。
この研究では、1週間当たりの労働時間が53~83時間の成人は、36~42時間の人に比べ、
甲状腺機能低下症になる率が2倍以上であったことが示されたという。
人に比べて、甲状腺機能低下症を発症する率が高いことが判明した。
年齢や性別、BMI、尿中ヨウ素排泄量、社会経済的地位などさまざまな因子を調整した後でも、
労働時間の長い人では、週10時間未満の人に比べて、労働時間が1週間当たり10時間増加
するごとに甲状腺機能低下症の発症リスクが上昇していた。
甲状腺機能低下症は、疲労感、抑うつ、悪寒、体重増加などの症状を示すほか、心疾患や
糖尿病のリスク因子にもなり得る。
Lee氏は「甲状腺機能低下症は、男性よりも女性に多いが、この研究では、長時間労働が
性別や社会経済的地位を問わず、リスク増大に関連することが示された、と話している。
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