以前、何かに書いてあったのですが、シャワーヘッドを清潔に保つためには使い終わった時に
シャワーヘッドが温かいと、中でカビが発生するので最後に冷水を流しシャワーヘッドを 冷やす
のが大事と記憶していたのですが、他にも気を付けた方が良い事があるようです。
シャワーを浴びれば埃や病原菌を洗い流せると信じている人は多いだろう。
ところが、シャワーヘッドには病原菌が潜んでおり、それを身体に浴びることで肺の感染症を
発症してしまう可能性があることが、米コロラド大学が実施した研究で示された。
今回、米国や欧州における656家庭で使用されているシャワーヘッドを調べた。
その結果、各家庭のシャワーヘッドには大量の細菌が見つかったが、その種類は地域や
水質、水源によって異なっていた。
また、塩素系消毒剤で消毒した水を使用する家庭では、特定の細菌の濃度が高いことも分かった。
さらに、シャワーヘッドに抗酸菌(マイコバクテリウム属)という細菌が大量に見つかった米国や
欧州の一部地域では、抗酸菌が肺に感染して起こる肺非結核性抗酸菌症患者が多いことが
明らかになった。
なお、米国では南カリフォルニアやフロリダ、ニューヨークがそのような地域に含まれていた。
これらの結果から、Gebert氏は「私たちが生活している環境は菌にまみれているが、中でも
シャワーヘッドに存在する細菌には地理的な特徴がみられた。
また、シャワーヘッドに細菌が存在するかどうかには水源や水質も関わっていることが分かった」
と述べている。
細菌はシャワーヘッドや配水システムの中で繁殖する。
そ
のほとんどはヒトに無害だが、一部の細菌は肺感染症の原因になる場合があるという。
ただし、「自分の家のシャワーヘッドに抗酸菌が存在していても、病気になったり肺感染症を発症
しやすいわけではない」と強調し、シャワーヘッドを毎日掃除したり、シャワー習慣を変えたりする
必要はないと話している
。
専門家の一人で米ニューヨーク大学内科教授のMarc Siegel氏によると、細菌はシャワーヘッドの
ような湿った環境で繁殖しやすいという。
同氏は「この報告によれば、シャワーヘッドを掃除する必要があるが、実際には、極端に免疫力が
低下している人や慢性疾患の患者などを除けば、抗酸菌に曝露しても病気になることはほとんど
ない」と説明している。
Siegel氏は、シャワーヘッドを掃除する際には、アンモニアを含有する消毒剤を用いて1~2週間に1回程度行うことを勧めている。また、細菌はシャワーヘッドだけでなく歯ブラシやシンクなど湿った場所であればどこでも存在する可能性があるとしている。
病気についての特徴やアドバイス、今年の傾向など
ちょっとした豆知識になることを書いていきたいと思います。
ご覧いただいている方のお悩みにご参考なれば幸いです。
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