2018/12/25 1年で心筋梗塞のリスクが最も高い日(クリスマスイブ）　　 　

心筋梗塞が一番発症しやすい日はいつだとお思いですか？

実は、最もリスクが高い日は、クリスマスイブです。
　 午前8時、月曜日が最も高リスク、イブは午後10時が心筋梗塞のピークでした。
スウェーデンでは、クリスマスや夏至の祝日（夏至祭［夏至とその前日］と呼ばれ、
クリスマスを除くとスウェーデンで最も盛況な休日、St John's Dayとしても知られる）は
心筋梗塞のリスクが高く、とくにクリスマスイブが高リスク（37％増）であり、高齢患者や
糖尿病を合併する患者など脆弱な状態にある集団では、これらの期間が心筋梗塞の
外的な引き金の役割を担う可能性があることが、スウェーデン・スコーネ大学病院の
試験で示された。

西欧諸国では、心筋梗塞による心臓死や入院は、クリスマスや新年の休日にピークに
達することが観察されている。
また、心筋梗塞のリスクは、フットボールの優勝決定戦やハリケーン、株式市場の暴落とも
関連する。
そのため、感情的なストレスや身体活動、生活様式の変化に関連する因子が、短期的な引き金
として作用することで、心筋梗塞の発症に影響を及ぼす可能性があると推測
されている。

午前8時、月曜日が最も高リスク、イブは午後10時が心筋梗塞のピークであった。
最もリスクが高い日は、クリスマスイブだった。
　日内変動の解析では早朝のリスクが高く、午前8時が心筋梗塞発症のピークでした。

なお、クリスマスイブのピークは、午後10時だった。
また、週内変動の解析では、月曜日のリスクが顕著に高かった。

　クリスマス休暇および月曜日は、喫煙者を除くすべてのサブグループで心筋梗塞のリスクが
高かった。
また、糖尿病や冠動脈疾患の既往歴を有する75歳上の患者は、顕著にリスクが高かった。