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2018/11/21 座りすぎで死亡リスクが上昇する14の疾患。


皆さん、座ってばかりいると早死にする可能性が高くなるのを御存じでしたか?

アメリカのグーグルというIT企業では、自分の机が無いそうです。
各人が自分の好きな開いている場所で仕事をするそうです。

おまけに、その机は高さを調節出来て、立ったままで仕事する事も選択できる
そうです。

以下、座ってばかリいると寿命が短くなるかも知れないお話です。

普段の生活の中で、座って過ごす時間が1日当たり6時間以上の人では、3時間未満の人と
比べて早期死亡リスクが19%高いことを示した研究結果が「American Journal of Epidemiology」
発表された。

米国がん協会(ACS)のAlpa Patel氏らが実施した今回の研究では、このような死亡リスクの上昇
をもたらす14の疾患も明らかになった。

近年、座って過ごす時間が長いと死亡リスクが高まるとする報告が相次いでいる。
しかし、死因別では、がんや心血管疾患以外の死因を幅広く検討した研究はほとんど行われて
いなかった。

そこで、Patel氏らは今回、余暇を座って過ごす時間の長さと全死亡リスク、さらにさまざまな死因別
の死亡リスクとの関連について検討した。

対象は、主要な慢性疾患がなかった男女12万7,554人。
このうち4万8,784人が21年間(中央値20.3年)の追跡期間中に死亡した。

年齢や性、学歴、喫煙の有無、食生活、運動習慣などを考慮して解析した結果、余暇を座って
過ごす時間が1日に6時間以上の人では、3時間未満の人と比べて全死亡リスクが19%高いこと
が分かった。

また、死因別では、がん、心疾患、脳卒中、糖尿病、腎疾患、自殺、慢性閉塞性肺疾患(COPD)、
肺疾患、肝疾患、消化性潰瘍などの消化器疾患、パーキンソン病、アルツハイマー病、神経障害
、 筋骨格系障害の14の死因による死亡リスクが上昇することが明らかになった。

さらに、死亡リスクの上昇の程度は死因によってばらつきがみられ、がんでは約10%の上昇だった
が、筋骨格系障害では約60%の上昇が認められた。

以上の結果を踏まえ、Patel氏は「この研究結果のメッセージは“もっと動くべき”といういたってシンプルなものだ。

座位時間は短いほど身体に良い。
1時間座って過ごしたら2分間立つだけでも脂質や血糖、血圧の値は改善する」と話している。
Patel氏によれば、座位時間が長いと健康に悪影響を与える原因は明らかではないが、ソファで
長時間過ごす人は間食が多いといった他の不健康な習慣がある可能性が考えられるという。

また、座位時間が長いと中性脂肪や血糖、血圧、インスリンの値が上昇することが示されており
、「これらによって座っている時間の長さと心疾患や肝疾患、腎疾患、がん、糖尿病、COPDなどによる死亡
との関連を説明できるかもしれない」と同氏は付け加えている。

ただ、自殺やパーキンソン病、アルツハイマー病、神経障害、筋骨格系障害による死亡リスクが
上昇した理由は明確には分からないとしている。

今回の報告を受け、米イェール・グリフィン予防研究センターのDavid Katz氏は「この研究から、
長時間座り続けることによる早期死亡リスクの上昇には、心疾患から自殺までさまざまな要因が
関与している。

これらの関連はさらに研究を進める必要があるが、その対処法は明確で、今すぐにでも取り組める
簡単なことだ。

つまり、1日に何度も立ち上がって歩き回ることだ」とコメントしている。

座ってばかりいないようにしましょう。

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