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若い頃、特に深酒をした時に、半日ほど吃逆が止まらずに難渋した事が
あります。
吃逆は、横隔膜が緊張状態になっている時に起きますので、深呼吸をしてから
息こらえを出来るだけ頑張ってみるのも、良いと思います。
昔の方は、柿の蔕を煎じて飲んだそうです。
柿蒂湯と呼ばれました。
今は、手に入れるのが難しいです。
吃逆には有効な漢方薬が多々あります。
まず、芍薬甘草湯(しゃくやくかんぞうとう)が非常に良く効きます。
漢方では、しゃっくりを「吃逆」(きつぎゃく)(えつ)ともいい、気のめぐりが悪く、血が
うっ滞しておこると考えるようです。
他に、「呉茱萸湯(ごしゅゆとう)」、「半夏瀉心湯(はんげしゃしんとう)」、「半夏厚朴湯
(はんげこうぼくとう)」、「四逆散(しぎゃくさん)」などを用いるとされてます。