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院長のひとりごと 2

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2024/10/02 情報操作  ゲッペルス『憎しみの目』


最近、新聞やテレビの情報操作が目立ちます。

気を付けないと、「気が付いたら満州の荒野に置き去り」にされる危険があります。

テレビで街の声を聞いてみたら、という内容は誘導しようとする意見が2あるとすると、短い時間で反対
意見が1放送されます。
それも巧妙に、少しずつ変化していきます。
今回の総裁選でもその傾向が顕著でした。


たまに、凄いなという意見も報道されますが。

先日、福島原発の燃料デブリが3グラム取り出されたという報道がされた際に『青木さん』という人が
『3グラムという量の問題もありますが、取り出したデブリを何処へもって行くのか、議論が云々』と発言
していました。

私が知る範囲で、デブリの移転先に言及した発言をきいたのは初めてで驚きを感じました。
取り出したデブリは、鉄腕アトムに宇宙に運んでもらう以外に、日本の何処かに移転せざるを得ない
訳ですから。

いとうせいこう氏の『東北モノローグ』を最近読んで、あの時東北で何が起きていたのか少し知りました。
今まで私自身、この問題から逃げていました。

目の前で、津波に流されていく人が助けを求めているのに手を差し伸べられなかった(自分も流される
のが眼に見えていたから)のをずっと後悔している人がいること。
津波が来るので避難する際に、お向かいさんに声かけ出来なかった事を悔やんでいる人。
原発の近くで、放射能は降り注いでいるのに、子供を外で遊ばせてしまった事を後悔しているひと。
東北で生きるか死ぬかの瀬戸際に沢山の人がいるのに、画面が突然キー局の勝手で、関東圏の
帰宅困難者の話題に切れ変わったことに激怒したアナウンサーがいた事。

同氏の『福島モノローグ』を読んでみたい(少し怖いのですが)と思います。

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院長のひとりごと

ここでは私が日々体験したことや感じたことなど、診療に関係する以外のことも書いています。
不定期ですが、随時更新していきますのでよろしくお願いします。

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