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院長のひとりごと 2

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2023/08/30    真夏の朝の夢。


二日ほど前の朝のことです。
連日の猛暑で、花壇に水やりするために車を移動させました。
異動先に、女性が反対車線側に駐車しているので可笑しな人だと思ったのですが、紙袋を放置して去って
行きました。
中をのぞいたら、おそらく腐っていると思われる梨やハンペンのようなものが入っていました。
朝から嫌なものを見てしまったと思いゴミ袋をもって片づけに行きましたら、その紙袋が無くなっているの
です。
暑気あたりでもしたのかなと戸惑ったのですが、ゴミ袋を取りに帰る時にお年寄りの女性とすれ違ったのを
思い出しました。
その女性は、かなりのお年で腰と膝が悪そうで、やっと歩いているという様子でした。
どうも、その方が持ち去ったとしか考えられないんです。

日本もここまで来たかという思いで力が抜けました。

しばらく前のテレビで『ショック・ドクトリン』という本を百分間で紹介する番組をやっていました。
「新自由主義」というケインズさんが提唱する経済学を、災害や戦争など国民がショックを受けて判断力が
衰えている時に、それを利用して政治家が強引に経済政策を導入する事を指す言葉だそうです。
フォークランド紛争の時のサッチャーさん。
9.11.の時のアメリカのネオコン。
日本では中曽根さんは出ていました。民営化という掛け声の下での国鉄や電電公社の民営化。

功罪はあるのでしょうが、その下での弱者切り捨て。
敵対勢力を作り上げて、国民を誘導していく。
番組では出てきませんでしたが、敵を仕立て上げる掛け声の代表『抵抗勢力』というフレーズが思い
浮かんできました。

写真は『〇チローさん』
〇チローならどうする。ある会社のポスターです。彼に経済の事をきくんでしょうか?

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院長のひとりごと

ここでは私が日々体験したことや感じたことなど、診療に関係する以外のことも書いています。
不定期ですが、随時更新していきますのでよろしくお願いします。

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