私が初めてグレン・グールドさんというピアニストを知ったのはTVの音楽番組だったと思います。
記憶が定かではありません。丁度、あのお店は、いつ、誰の紹介で行ったか思い出せないのと
似ていますね(コロナ禍で全く行けてません。お店の方も大変でしょうね)。
ただ、その番組の司会者が、グレン・グールドのゴールドベルク変奏曲はビートがのった演奏で
鮮烈なイメージを世に与えたというフレーズはしっかりと覚えています。
さっそくCDを買い求めにレコード屋さん(懐かしい響きですね)に出かけました。
1955年の録音盤でした。魅せられました。
今から五年ほど前に教育TVのらららクラシックという番組で、バッハのゴールドベルク変奏曲に
秘められた法則を教えられ、より引き込まれました。
私は、ただ聞いていただけだったのだと知りました。
バッハは、聴衆ではなく神に捧げるために作曲していたのですね。
話は飛びますが、村上春樹さんの1Q84を今朝方読み終わりました。
三巻目は、夜中に三時間楽しみながら読みました。
村上春樹さんも、初期の作品は割と攻撃的な記載があり、最後が陰惨だったりするのですが、年を
とるにつれ、穏やかになって行くように思います。
ほかの作品に書いてあった音楽(リストの巡礼)は、私にはシックリこなかったのですが、この作品の
中にでていたバッハの平均律は素晴らしい曲集です。
聴いていて、心が安らぎます。
繰り返し聞いても全く飽きがきません。
ここでは私が日々体験したことや感じたことなど、診療に関係する以外のことも書いています。
不定期ですが、随時更新していきますのでよろしくお願いします。
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