GWに『麒麟の翼』を観る機会がありました。
この映画を見たのは、確か三回目になると思うのですが、例によって殆ど忘れていました。
今回も涙が流れてしまい、私自身、未だに映画を観て泣ける状態にある事に、正直びっくり
してしまいました。
GW中、村上春樹さんに飽きてしまい、藤沢周平さんを読んでいたのですが、むかし一番
最初に彼の作品で読んだと思われる『橋ものがたり』という短編集の一作目を読み、涙が
流れてしまいました。
小説を読んで、若い時のように泣けるとは、もう一度吃驚です。
藤沢周平さんは武家物も良いのですが、庶民を描いた市井物の方が心にしみます。
初期の作品は、彼の抱えた内面が表に出る暗い作品が多いのですが、歳をとるにつれて
穏やかな作品が増えて来ますね。
藤沢周平さんが描く風景描写は、余人には真似の出来ないものですね。
私が、今迄で出会った一番素晴らしい日本語の文章。
彼のどの小説に書かれていたのか、思い出せません。
読み直しをして、見つけてみようと思ってます。
(聞く力の方も、宜しくお願いしますね)
ここでは私が日々体験したことや感じたことなど、診療に関係する以外のことも書いています。
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