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院長のひとりごと 2

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2021/02/02   ワクチンを考える。 その2  



人類が撲滅出来たウィルスは天然痘だけだそうです(ただ、何か国かは、毒性を
バージョンアップして、ワクチンが効かない天然痘ウィルスを細菌兵器として開発し、
貯蔵しているそうですが)。

天然痘ワクチンを作りだしたのは、ご存知のジェンナーさんです。
私が子供の頃は、図書館に世界偉人伝なんて全集があり、その中に載っているとても
偉い先生です。
天然痘ワクチンを開発する時に、自分の子供に最初に接種した云々と書いてありました。

ジェンナーさんは、乳搾りの女の人が天然痘に感染しにくい事を見つけました。
牛の天然痘(牛痘)の分泌物を人に接種して、天然痘に免疫を作ることに成功しました。

偉い人だと思います。

どうも、最初に接種したのは、自分の子ではなく、近所(使用人?)の子供だったようです。
しばらく前に知りました。
自分の子供がいなかったのかも知れません。
ああ、そうなんですか。

さて、最近になり、別の事を知りました。
ジェンナーさんは、ワクチンの効果を知るために牛痘を摂取した子供に、本物の天然痘ウィルスを
摂取して確認したそうです。
間違いなく効きました。

科学者としては正しいのですが、何だかな~?

今なら、倫理委員会にかけられるか、牢屋に入るか。

話は変わりますが、天然痘ワクチンが最初に出来た時から天然痘の撲滅宣言が出されるまで
184年かかったそうです。

今の、ワクチンはどうでしょうか?

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1256285 25:756 aki   21

院長のひとりごと

ここでは私が日々体験したことや感じたことなど、診療に関係する以外のことも書いています。
不定期ですが、随時更新していきますのでよろしくお願いします。

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