最近、歳をとったせいだと思うのですが、近頃の作家さんの書いた本を読んでも、以前の
様に楽しめなくなりました。
中〇〇〇さんは、それなりでしたが、村上春樹さんに似ているような。それだったら本物の
方が。
平〇〇〇〇さんも、何年先に書くものが決まっている、という発言を聞いて、作家はその時に
これを書きたいという衝動に突き動かされて、書かざるを得なくて書くんじゃないの・・・
かと言って、難しすぎる本は根気が続きません。
困ってしまい、「新しい本を読むために、昔、読んんだ本は読まない」という、自分に課した掟を
破ってしまいました。
まずは、池波正太郎さんの『剣客商売』を読んだのですが、やはり楽しめました。
また、若い時に読んだ時には気付かなかった事を発見して驚きました。
下の言葉は、池波さんの別の本に載っていた言葉です。
当時の私どもの喧嘩というのは、にぎやかにやって、しかも手っ取り早いのがよいのである。
喧嘩の「喧」は「喧しい」ということで「嘩」の字は口偏に華々しいの「華」をつけたものだ。
喧しくて、華々しくやらなくては「喧嘩」ではないと私は思っていた。
ここへ「怨恨」や「刃物」が入ってしまうと、もう喧嘩ではなくなってくるのである。
いまはもう五十になって喧嘩どころではない。
足もとが、すっかりあぶなくなってしまっては、どうにもならぬ。
ここでは私が日々体験したことや感じたことなど、診療に関係する以外のことも書いています。
不定期ですが、随時更新していきますのでよろしくお願いします。
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