医学部の教授になれるかどうかは、その人の持っている力や、人格による所もありますが、
最も影響するのは運だと思います。
私の身近にも、教授になれた筈の先生がお二方おいでます。
一人は人格の優れた方で、ご自分がなると言えば誰も止められなかったのを、先代の教授
の心根を忖度して、自ら開業された方。
もう一方は、たまたま数年先輩に教授になりたい願望の強い方がおいでて、力は充分にあった
のに年齢の壁で自ら降りた方。
父の場合は、先に書かせて頂いたように、東大の支配下にあった状況から、また、経済的理由
からも開業を選んだようです。
続く。
ここでは私が日々体験したことや感じたことなど、診療に関係する以外のことも書いています。
不定期ですが、随時更新していきますのでよろしくお願いします。
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