三番目の男の子が、まだ小さい時に、電車や踏切を良く見に行きました。
特に、八月は、仕事が終わるのも早く、日が暮れるのも遅いので、仕事が終わって、
近くの新福井駅の踏切で、国鉄や京福電車が行き来するのを眺めていました。
休みの日には、旧福井駅に入場券を買って二人で入り、駅そばを食べたりしていま
した。
丁度、阪神淡路大震災のあった後だったのでしょう「頑張ろう神戸」というプレートを
付けた電車が蕎麦を食べている私達の前のホームに止まり、たくさんの人が降りて来ました。
その中の母娘が、京福電車が走っているのを見て『ワーツ凄いわ。見て見て。電車が一両だけで
走っている』というのを聞いて、顔をあげると京福電車が健気に走っているのが見えました。
その声を聞き、神戸を応援する気が無くなったのを覚えています。
当時、京福電車は廃線の危機にありました。
続く。
ここでは私が日々体験したことや感じたことなど、診療に関係する以外のことも書いています。
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