二年半前の冬に、我が家にやって来た野良猫の『シロ』。
それまでにも、いろんな猫がやって来ましたが、私が子供の頃に家で飼っていた
白猫の影響で、餌をやり外猫として我が家の一員となりました。
やって来た当初から、右眼に眼脂があり、これが家内の母性をくすぐったようで
シロちゃん、シロちゃんと可愛がっております。
ただ、獣医さんの予言通り、心は開いてくれません。
まず、体には触れさせてくれません。一度だけ、餌を食べている時に耳を触る事が出来
たのですが、猫パンチで逆襲され出血してから、触るのは諦めました。
完全な野良猫は、人を見ても鳴かないと言いますが、シロは餌が欲しいと時にニャーと
鳴きます。ただ餌をやるとシャーと大きな口を開けて威嚇して来ます。
二年前にやって来た時の写真と、今の写真を比べると明らかに老化が急激に進んで
います。
家内は、DHAが老化防止に良いと聞き、DHCの上等のを毎日やっています。
その御蔭か、最近痩せ方が少し止まったように見えます。
以前読んだ本に、大都会の野良猫は砂漠で生き残ると同じ条件だと書いてありました。
福井みたいな田舎で、ましてや定期的にキャットフードとDHCを食べているシロは幸せだ
と家内には話しているのですが、家内は何とか内猫にしたいようです。
二回ほど屋内に入って来た事があるのですが、警戒して直ぐに逃げ出してしまいます。
様子を見ていると、どうも一時的に人間との接触は会ったようですが、その後人間不信に
陥る体験を繰り返したようです。
写真は二年前の夏、まだふっくらしていた時のと、今の写真です。
困窮した浪人生活で、やせ衰えた武士のようです。野良猫の誇りが見てとれます。
ここでは私が日々体験したことや感じたことなど、診療に関係する以外のことも書いています。
不定期ですが、随時更新していきますのでよろしくお願いします。
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