先日、お散歩をしていましたら近所の用水で合鴨の夫婦を見かけました。
しばらく観察をしました。
雌が水面下に顔をつけて餌をとっている間、雄は周りを警戒して見守っているんですね。
お腹がくちくなった雌が護岸で休むと、雄は、対岸で敵が近づいて来ないか見張って
います。
実に健気な姿と、感服してしまいました。
以前、深夜の教育テレビで鳥の専門家の偉い教授さんが『鳥は一度つがいになると生涯添い
遂げます。人間も見習いたいものです。』と仰っていました。
(燕は、ワンシーズンで相手を替える。遺伝子の多様性を保つため、と書いてあるのを読んだ
こともありますが)
雄は健気ですね。
以前にも書いたことがありますが、アフリカなどで飢餓が起きた時のニュースに痩せこけた
姿の母子が映りますが、お父さんがいないのは何故かわかりますか?
お父さんは、俺は食べなくていいからと食物を譲るので、先に餓死してしまうそうです。
河合隼雄さんの『中空構造 日本の深層』という本を読んでいましたら、日本は太古から母系
社会である。
家庭では、妻が母親の役目もすると書いてありました。
私も、流れに棹差さずに生きて行こうと思いました。
ここでは私が日々体験したことや感じたことなど、診療に関係する以外のことも書いています。
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