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院長のひとりごと

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2021/01/29   ワクチンを考える。  



最近、ワクチンについて世間が喧しくなってきています。

随分昔の事のようですが、1960年に日本で小児麻痺が流行したそうです。
小児麻痺は死ぬこともある(アメリカのルーズベルト大統領は、子供の頃に罹患した
この病気で死亡しました)病気です。

当時の日本には、小児麻痺に有効なワクチンが無く、沢山の子供たちが感染をしました。
中々機動的に動いてくれない行政に対して我慢の限界に達したお母さん方が子供を
背負って連日、国会にデモをしかけました。

それに対して、当時の古井厚生大臣は自民党内の反対を押し切って、ロシアから未認可の
小児麻痺生ワクチンを緊急輸入して接種を行いました。
お陰で、小児麻痺(ポリオ)の流行は終息しました。

その際彼は、『平常時一線を越えて行う非常対策の責任はすべて私にある』と明言したそうです。

腰の据わった政治家がいたんですね。

続く。

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1256285 25:756 aki   21

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ここでは私が日々体験したことや感じたことなど、診療に関係する以外のことも書いています。
不定期ですが、随時更新していきますのでよろしくお願いします。

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