院長のひとりごと

2020/09/07 　 「糸しおり」　　何のことでしょう？　

最近の本には、ついてないのも見かけますが、本についている『ヒモ』の名前ご存知ですか？

随分昔の話になりますが、この紐の名前が知りたくて、本屋さんの店員さんに尋ねたことが
あります。
ベテランの店員さんが「糸しおり」と呼ぶのだと教えてくれました。

昔の、革装丁の文学全集なんかですと、一冊に色違いで三本ほどついていましたっけ。
家族で回し読みをする習慣があったせいでしょうか？

しばらく前に司馬遼太郎さんの『国盗り物語』を読み終わりました。
『箱根の坂』などを読んで、食傷気味だったのですが、この本を読んであらためて司馬さんの
筆力に感嘆いたしました。

今の大河ドラマは、『国盗り物語』を元にしているようですね。

この本を読んでモッくん（道三）が、どうして槍を持っているのか？何故あの旗頭なのかが
よく判りました。

ところで、最近の大河ドラマは一体誰が主役なのかわかりにくいですね。
『真田丸』の時も、主役は「親父の方」みたいでした。