一昨日、冷え込んだため寝床の『トロ箱』の中に潜り込んで寝込んでいたシロを
起こして吃驚してしまいました。
右の頬に、肉まで達する引っ掻き傷を負っているではありませんか。
そういえば、数日前にも同じ場所に浅手の傷がありました。
前にも書きましたが、猫は利口で、相手の弱点を狙った効果的な攻撃をして
来ます。
この傷口を見ていると、改めて『猫って猛獣だったのね』と感じました。
猫が本気になったら薄い皮膚しか持たない人間は大けがをしますね。
数年前に、患者さんから聞いた話を思い出しました。
女性の方でしたが、台所で洗い物をしていたら突然飼い猫がふくらはぎに噛み
ついて来たそうです。
なんでも、猫さんは発情期だったそうですが、虐めたわけでも意地悪したわけでも
ないのに、突然奇襲だったそうです。
翌日から40度の発熱が続き、十日間入院となったそうです。
人獣感染症になったようです。
今朝、寝床の中から出てきたシロの顔を見て二度吃驚。
痛々しいようすで、明らかに化膿していて食事もとりません。
何とか、抗生剤入りのご飯を食べて、早く良くなって下さいと祈るばかりです。
ここでは私が日々体験したことや感じたことなど、診療に関係する以外のことも書いています。
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