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院長のひとりごと

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2020/05/30   別の世界に連れていかれた感覚に。



GWの間、どこにも出かけるわけにもいかず、父親が庭に植えた椿の剪定に明け
暮れました。

中でも『袖隠し』と呼ばれる白い花を付ける椿は、丈が三メートルを超えていた
ので、風通しも悪く、害虫駆除にも支障をきたしていたので、背丈を短くするため
思いきって切断しました。

椿って、本当に硬いんですね。
酷使した右肩が未だに痛みます。

庭仕事をしていると、市の街宣車が回ってきます。
「コロナウィルスの感染拡大予防のため、外出は・・・云々」という無機質な声色の
文言が遠くの方から聞こえてくると、何か、別の世界(村上春樹かオーウエルの)に迷い
込んでしまったような不思議な感覚に陥りました。

こんな事が実際に起きてしまうとは、信じられませんでした。
また、ひっきりなしに救急車が走り回っていました。

コロナでたいへんなんだなと切迫感が煽られました。

あとで思い返すと、あの時点では福井県のコロナ感染者はゼロだったんですね。
それにしても、一体、どんな患者さんが乗っていたんだろう???

ちなみに、私は三回救急車に乗りましたが、ひどく揺れて乗り心地は悪かったです。
一回は、家族が大怪我をして。あとは、患者さんを病院に送る時でした。

救急車が通る時は、自動車を運転している人は、停車して通してあげましょう。

たまに、交差点で救急車の直前を通り抜ける車があり、見ていて肝を冷やします。
明日は、御自分か、家族が乗るかもしれないのですから。

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1256285 25:756 aki   21

院長のひとりごと

ここでは私が日々体験したことや感じたことなど、診療に関係する以外のことも書いています。
不定期ですが、随時更新していきますのでよろしくお願いします。

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