中日ドラゴンズのGMに就任した落合博満の『采配』という本を読み、彼を見直し、
今まで偏見を反省しました。
日本人は何故、落合が嫌いなのか等という本まで出ているくらい個性の強い人ですから、
色々な見方はあるでしょうが、これからも注目していきたいと思いました。
本の中の一節
○俺のやり方は、おまえのやり方ではない
自分のスタイルを他人に完璧に伝えること、表現は悪いが自分のコピーを作る事が
どんなに難しいか。それは、いわゆる職人の世界を観ても理解できるだろう。料理人に
しても、旋盤の技術者にしても、後継者が中々育たないという悩みを抱えている。
技術とはそれだけデリケートなものなのである。ならば、自分が得た技術を後進に伝えて
いこうと考えるのではなく、後進の持つ技術を一定のレベルまで引き上げてやろうと考える
べきではないか。
ドラフトで入団して来た新人が、先輩やコーチから良かれと思ってアドバイスを受ける事に
よって、彼が持っていた長所が消えて行く姿を見て、落合監督が感じた文章の中に載って
いました。
『おれ流』という彼の気ままな言動からは、意外な思いを受けますが、マスコミの報道から
だけでは判らない姿があるのかも知れません。
ここでは私が日々体験したことや感じたことなど、診療に関係する以外のことも書いています。
不定期ですが、随時更新していきますのでよろしくお願いします。
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