毎朝やって来る雀。
観察していると、いろいろとおもしろいことがわかってきます。
番いでやって来る2組の雀たち。
どちらも、体の小さい個体が、大きな個体に餌を口移しにやっています。
大きな雀は、餌をねだるとき、身を少し屈め、翼を少しだけ広げてペンギンのようにバタつかせます。
まるで、雛が餌をねだる姿そっくりです。
沢山の餌が地面にあるのに、自分でついばもうとせずに、雀の後を追って、餌をねだり続けます。
小さな個体がオス、大きな個体がメスなんでしょう。おそらく、巣作りも終わり、産卵を待っているのでしょう。
その姿を見ていたら、中学生時代に飼っていた『ジュウシマツ』のことを思い出しました。
オスは、全身が真っ白な綺麗な鳥でした。メスは、翼が茶色で、やや大きな体をしていました。
仲の良い番いでした。巣作りも済ませ産卵を楽しみにしていたのですが、ある朝メスが死んでいました。
何故、死んでしまったのか、どうしても不思議で、小鳥屋さんに死んだ鳥をみて貰いに行きました。
原因は、卵詰まりでした。駕籠で飼育している小鳥には、よくあることだと教えてくれました。
死んだ小鳥は、庭に埋めました。
その後、私はどうしても、もう一度メスを飼う気になれませんでした。
ここでは私が日々体験したことや感じたことなど、診療に関係する以外のことも書いています。
不定期ですが、随時更新していきますのでよろしくお願いします。
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