ヘッドホンで、長時間音楽を聞き続けると難聴になる事が知られています。
トロント大学(カナダ)などの研究グループがトロント市街地で実施した騒音調査から、
通勤や通学で地下鉄やバスなどの公共交通機関や自転車などを利用する人は、
日常的に基準値を超えるレベルの騒音にさらされていることが明らかにしました。
同グループは「騒音が原因で難聴になる可能性がある」として、対策を呼び掛けています。
騒音調査は2016年4月から8月にかけて平日の午前7時から午後7時までトロント市街地で
実施しました。
装着型の騒音計を用いて地下鉄や路面電車、バスの車内およびプラットホームのほか、
自動車や自転車の利用時の騒音レベルを測定しました。
Lin氏によると、短時間であっても大きな騒音にさらされることで、それよりも小さな騒音に
長期的にさらされる場合と同程度の有害な影響がもたらされることが分かっている。
また、慢性的な過度の騒音への曝露は抑うつや不安、慢性疾患などのリスクを上昇させる
など、全身に影響することも明らかになりつつあるという。
こうしたことから、同氏は「今後、公共スペースや公共交通機関を設計する際には騒音に
よる健康リスクについても考慮すべきだ」と強調しています。
病気についての特徴やアドバイス、今年の傾向など
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