今年は雪が少なかったので、イネ科の雑草が沢山生えています。
特に草丈の高い、「スズメノチャヒキ」が、例年よりも一月近く早く生えているのを
見かけたのには吃驚してしまいました。
1990年に、スギ花粉が爆発的に飛散する前までは、日本でもイネ花粉症が最も
多い花粉症でした。
日本では、スギ花粉がメインですが、世界的に見れば最も多い花粉症はイネ花粉症
です。
世界で一番初めに見つかったアレルギーは、英国で見つかったイネ花粉症です。
英国では五月になると、イネ科の雑草が生え茂るそうです。
その草を刈る人が、ノドがイガイガとなり咳が出て、熱まで出てしまうので、研究者が
調べて見つけ出したのが「枯草熱」と呼ばれるアレルギーです。
イネ科雑草は花粉だけでなく、刈る時の粉塵を吸い込んでもアレルギーが起こります。
英国では、今からの時期に、野外コンサートでイネ花粉を吸い、麻薬を吸って、絶叫して
何十人もの若者が喘息で死亡してしまうと、オックスフォード大学の教授が講演して
いました(私は、日本語通訳で聞きました。笑。)
福井県は麦茶の産地だそうで、六条大麦が今を盛りと茂っています。
イネ科雑草は、j花粉だけで無く、草を刈る時の粉塵でもアレルギーが出てしまいます。
英国にはない、西の大国から『黄砂』が日本には飛んできます。
黄砂は、アレルギーを重症化してしまいます。
鼻炎だけでなく、喘息も悪化させてしまいます。
マスクをして、白湯をこまめに飲んで、ノドについた花粉と黄砂を飲み下し
無毒化してしまいましょう。
病気についての特徴やアドバイス、今年の傾向など
ちょっとした豆知識になることを書いていきたいと思います。
ご覧いただいている方のお悩みにご参考なれば幸いです。
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