病気について

2016/01/14 人のDNAの30％はウィルス由来！　　胎盤形成も

先日、養老猛さんの本を読んでいたら、『人のDNAの30％は、ご先祖様が過去に
感染した際に、人のDNAに入り込んだものである』との文を読んで仰天した事が
あります。

例えば、インフルエンザに感染したとして、どれだけの間ウィルスが体内に留まるか
御存じでしょうか？

徹底的に調べると、一月後でも３割のかたにウィルスが見つかるそうです。

子供さんに嘔吐と下痢を引き起こす「ノロウィルス」は、一月後でも便中に少量ながら
80％の方にウィルスが見つかるそうです。

正月の間に、取り溜めしてあったDVDで、NHKの『生命大躍進』を観ていましたら、
太古の昔に哺乳類の祖先である齧歯類にレトロウィルスが感染する事により、胎盤が
形成されたと放映されていました。

ウィルスのおかげで、それまで卵で出産していたのが、胎児を母体で育てる事が出来、
生存競争に勝ち抜く事が出来るようになったそうです。

そういう事を知ると、風邪を引くのも仕方ないかなと思えませんか？

http://www.natureasia.com/ja-jp/jobs/tokushu/detail/299